11月に入り、肌寒い日が増えてきましたね。そんな季節に食べたくなるのが「鍋料理」!
日本各地には、土地の恵みや食文化を生かした“ご当地鍋”がたくさんあります。
今回は、北海道から九州まで、地域の個性が光る絶品鍋を20種類ピックアップしてご紹介。
旅行気分で日本全国の味を楽しみながら、今年の冬をあたたかく過ごしましょう。
目次
1. 北海道・東北エリアのご当地鍋
石狩鍋(北海道)

味噌ベースのスープに、鮭と野菜をたっぷり入れた北海道の代表的な鍋。
鮭のアラやバターが溶け込み、コク深く体の芯から温まります。
きりたんぽ鍋(秋田県)

鶏ガラベースの醤油味に、比内地鶏と“きりたんぽ”を入れる郷土鍋。
せりの香りがアクセントになり、秋田の冬の味覚として愛されています。
しょっつる鍋(秋田県)

魚醤「しょっつる」を使った塩味系鍋。ハタハタの旨味が染み出した、海の香り豊かな一品です。
2. 関東エリアのご当地鍋
あんこう鍋(茨城県)

濃厚な「あん肝」を溶かして作る醤油または味噌ベースのスープが絶品。冬の味覚の王様とも呼ばれます。
ねぎま鍋(東京都)

マグロの脂身(トロ)とねぎを煮込んだシンプルな江戸の味。
「ねぎ」と「まぐろ」から名前がついた庶民のごちそうです。
牛鍋(神奈川県)

甘辛い割り下で牛肉と野菜を煮込むスタイル。現在の「すき焼き」のルーツとも言われています。
3. 中部・北陸エリアのご当地鍋
ほうとう(山梨県)

味噌ベースのとろみある汁に、平たい太麺と根菜が入る山梨の郷土料理。
かぼちゃの甘みが優しい味わいです。
ぶりしゃぶ(富山県)

昆布出汁でさっとブリをしゃぶしゃぶ。脂ののった寒ブリの旨味が口いっぱいに広がります。
いしる鍋(石川県)
いしる鍋 pic.twitter.com/OYuh6jvvxa
— 井花デニソビチャ (@TLDMXThqWn4gK7A) April 12, 2023
能登名産の魚醤「いしる」で味付け。魚介と野菜が旨味を引き立て合う、深い味わいの鍋です。
4. 関西エリアのご当地鍋
てっちり(大阪府)

フグを昆布出汁でさっと煮込み、ポン酢でさっぱりいただく高級鍋。冬の味覚の王様です。
5. 中国・四国エリアのご当地鍋
かきの土手鍋(広島県)

鍋の内側に味噌を塗り、牡蠣や野菜を煮ながら味噌を溶かすユニークな食べ方。濃厚で風味豊かです。
ふぐちり(山口県)

新鮮なフグを昆布出汁で煮込むシンプルな鍋。ポン酢との相性が抜群です。
6. 九州エリアのご当地鍋
もつ鍋(福岡県)

にんにくと唐辛子が効いたスープに、ぷるぷるの牛もつとニラ・キャベツを加えたスタミナ鍋。
冬の福岡では定番の味です。
水炊き(福岡県)

鶏ガラをじっくり煮込んだ白濁スープに、鶏肉と野菜を合わせる優しい味わい。
ポン酢や柚子胡椒で味変も楽しめます。
黒豚しゃぶしゃぶ(鹿児島県)

甘みのある鹿児島黒豚を昆布出汁でしゃぶしゃぶ。肉の旨味を引き出す上品な味です。
7. まとめと次回の予告
全国のご当地鍋、気になる一品は見つかりましたか?
最近では、自宅で楽しめるご当地鍋セットやスーパーの鍋スープも豊富に登場しています。
寒い日は、ぜひご当地の味で心も体もぽかぽかに温まりましょう。
次回の記事予告:
ご当地鍋が自宅で味わえる!お取り寄せ鍋スープおすすめ10選をご紹介します♪
